開口合成法(読み)カイコウゴウセイホウ

デジタル大辞泉 「開口合成法」の意味・読み・例文・類語

かいこう‐ごうせいほう〔‐ガフセイハフ〕【開口合成法】

二つまたはそれ以上のアンテナ望遠鏡を配置し、得られた電磁波干渉を解析することで、高い分解能の像を得る手法。一般に、分解能はアンテナや望遠鏡の口径に比例するが、この手法を用いると観測機器の間隔と同等の口径で得られる分解能を実現できる。電波望遠鏡電波干渉計)や合成開口レーダーなどで利用される。合成開口法

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android