開口高(読み)アグチダカ

デジタル大辞泉 「開口高」の意味・読み・例文・類語

あぐち‐だか【開口高】

[形動ナリ]開口を上の方へ引き上げて深く履くさま。
断悪修善脛当すねあてを―にしっかりとはき」〈浄・女護島

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「開口高」の意味・読み・例文・類語

あぐち‐だか【開口高】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙 あぐちを高く引きあげてはくさま。足袋、くつなどを、足首が隠れるように深くはくさま。
    1. [初出の実例]「熊の皮のもみたび、しろかねにてへりかねやって、あくちたかにふむごうたり」(出典:幸若‐高たち(室町末‐近世初))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android