開国主義(読み)かいこくしゅぎ

精選版 日本国語大辞典 「開国主義」の意味・読み・例文・類語

かいこく‐しゅぎ【開国主義】

  1. 〘 名詞 〙 鎖国制度を廃し、開国することをよしとする考え。自国の港を開き外国との交わりを始めるのを有利とする主義
    1. [初出の実例]「全く古風の其ままで少しも開国主義(カイコクシュギ)と思はれない」(出典福翁自伝(1899)〈福沢諭吉〉再度米国行)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android