開士(読み)カイシ

デジタル大辞泉 「開士」の意味・読み・例文・類語

かい‐し【開士】

《「かいじ」とも。梵bodhi-sattvaの訳。菩提薩埵ぼだいさった音写
菩薩ぼさつ異称
高僧尊称

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「開士」の意味・読み・例文・類語

かい‐し【開士】

  1. 〘 名詞 〙 ( 悟りを開く士、または法を開示して人を導く士の意 ) 仏語菩薩の異称。
    1. [初出の実例]「此大開士。以慈悲故出現於世。随類得度。応機説法」(出典:東帰集(1364頃)観音賛)
    2. [その他の文献]〔釈氏要覧‐上〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android