開朗(読み)かいろう

精選版 日本国語大辞典 「開朗」の意味・読み・例文・類語

かい‐ろう‥ラウ【開朗】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙 眼前が広く開けわたっているさま。心がほがらかに晴れわたっているさま。
    1. [初出の実例]「心得無疑者。神情開朗無小乗疑滞也」(出典:勝鬘経義疏(611)歎仏真実功徳章)
    2. [その他の文献]〔陶潜‐桃花源記〕

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普及版 字通 「開朗」の読み・字形・画数・意味

【開朗】かいろう(らう)

明るく広やか。晋・陶潜桃花源記〕復(ま)た行くこと數十、豁然(くわつぜん)として開、土地曠にして、屋舍儼然たり。良田美池、桑竹の屬り。阡陌し、犬相ひ聞ゆ。

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