間を持たす(読み)マヲモタス

デジタル大辞泉 「間を持たす」の意味・読み・例文・類語

た・す

あいた時間や待っている時間を、何か別のことをして過ごす。「世間話で―・す」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「間を持たす」の意味・読み・例文・類語

ま【間】 を 持(も)たす

  1. 何かを待っている時間や、あいた時間に、何かをして時間をつなぐ。
    1. [初出の実例]「市場は立会時間が過ぎても一向に始まりさうにもなかった〈略〉取引所は怪我人の出ぬやうに間を持たしてゐるのであらう」(出典:家族会議(1935)〈横光利一〉)
  2. 会話のとぎれた時などに、別の話題をはさんで時間をつなぐ。

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