間切り走り(読み)マギリバシリ

デジタル大辞泉 「間切り走り」の意味・読み・例文・類語

まぎり‐ばしり【間切り走り】

向かい風のときの帆船の走り方。斜め前方から風を受けるように、左右に交互に帆面を向けながらジグザグに前進する。

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精選版 日本国語大辞典 「間切り走り」の意味・読み・例文・類語

まぎり‐ばしり【間切走・間切䑺・真切走】

  1. 〘 名詞 〙 帆船の逆風時での帆走法で、船は風を斜め前からうけて開き帆とし、上手廻しまたは下手廻しをもって右開き左開きを交互に行ないながら、ジグザグのコースをとって風上に向かって帆走すること。間切り乗り。まぎれ走り。まぎり。まぎれ。
    1. [初出の実例]「若し弱風なれば、波濤も低く、左右へ開てまぎり䑺にすれども」(出典:長器論(1801))

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