間切る(読み)マギル

デジタル大辞泉 「間切る」の意味・読み・例文・類語

ま‐ぎ・る【間切る】

[動ラ五(四)]波間を切って船を進める。また、間切り走りで帆船を進める。
「帆ヲ―・ッテ走ル」〈和英語林集成

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「間切る」の意味・読み・例文・類語

ま‐ぎ・る【間切】

  1. 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙
  2. 船が波間を切って進む。
  3. 風上に向かい、まぎり走りで帆船を進める。〔日葡辞書(1603‐04)〕
  4. 巧みに事を処理する。また、さけるため間をすぎる。
    1. [初出の実例]「ゆふべ松屋の門であふたのに、よう見ぬ顔でまぎったナア」(出典:洒落本・浪花色八卦(1757)花菱卦)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android