間配る(読み)マクバル

デジタル大辞泉 「間配る」の意味・読み・例文・類語

ま‐くば・る【間配る】

[動ラ五(四)]間をあけて配る。分けて配置する。
芸妓げいしゃがずらりと―・られて」〈木下尚江良人の自白

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「間配る」の意味・読み・例文・類語

ま‐くば・る【間配】

  1. 〘 他動詞 ラ行四段活用 〙 間をおいて配る。あちこちに分け配る。また、公平に分配する。
    1. [初出の実例]「心をあまさずといふは、譬へば題なることをまくばらずして、さきにいひはてて句をたくさんとて、いたづらなる私曲の事をよみ具するをいふなり」(出典:類従本悦目抄(1317‐19頃か))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android