デジタル大辞泉 「私曲」の意味・読み・例文・類語 し‐きょく【私曲】 不正な手段で自身だけの利益をはかること。利己心があって正しくないこと。「利慾もある、邪推もある…―もある」〈魯庵・社会百面相〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「私曲」の意味・読み・例文・類語 し‐きょく【私曲】 〘 名詞 〙 自分の利益だけを考えて不正な行ないをすること。よこしまな行為。[初出の実例]「公罪、謂縁二公事一致レ罪、而無二私曲一者」(出典:律(718)名例)「事皆先証あり、敢て私曲を存ずるに非ず」(出典:正法眼蔵随聞記(1235‐38)五)[その他の文献]〔管子‐五輔〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「私曲」の読み・字形・画数・意味 【私曲】しきよく 不正。〔韓非子、飾邪〕群臣黨比して、以て正を隱し、私曲を行ひて、地られ(いや)しきは、山東(関東の六国)是れなり。字通「私」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報