関口春次郎(読み)セキグチ ハルジロウ

20世紀日本人名事典 「関口春次郎」の解説

関口 春次郎
セキグチ ハルジロウ

昭和期の冶金学者



生年
明治33(1900)年4月13日

没年
昭和53(1978)年1月22日

出生地
栃木県

学歴〔年〕
東北帝大工学部専門部機械科〔大正10年〕卒,東北帝大工学部金属工学科〔昭和5年〕卒

学位〔年〕
工学博士〔昭和15年〕

主な受賞名〔年〕
日本金属学会功績賞〔昭和20年〕,発明協会賞〔昭和27年〕,溶接学会賞〔昭和35年〕,東洋レーヨン科学技術賞〔昭和38年〕,日本学士院賞〔昭和38年〕

経歴
大正10年米沢工業学校教諭、兵役後大学に再入学、釜石鉱山釜石鉱業所に入社後、東北帝大金属材料研究所に入り、昭和13年同大助教授。16年名古屋帝大工学部教授となり、39年退官、名誉教授。日本金属学会評議員、理事を務めた。溶接工学の開拓者

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「関口春次郎」の解説

関口春次郎 せきぐち-はるじろう

1900-1978 昭和時代の金属工学者。
明治33年4月13日生まれ。東北帝大助教授をへて,昭和16年名古屋帝大教授。溶接工学の開拓者のひとり。連続溶接を可能にした炭酸ガス酸素アーク溶接法で38年学士院賞。昭和53年1月22日死去。77歳。栃木県出身。東北帝大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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