関戸本古今集(読み)せきどぼんこきんしゅう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「関戸本古今集」の意味・わかりやすい解説

関戸本古今集
せきどぼんこきんしゅう

平安古筆の一つ。伝藤原行成筆。『古今和歌集』を書写した胡蝶装の零本 (ふぞろい本で残存の少いもの) 1冊。 48枚より成る。名古屋の関戸家に伝わるのでこの名がある。料紙は鳥の子紙の白,紫,藍,茶,黄,緑などの色紙。ほかに断簡で伝わるものがある。書風は円転自在で非凡の巧妙さがあり,古筆中卓出している。

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