共同通信ニュース用語解説 「関税撤廃の期間」の解説
関税撤廃の期間
2国間や複数国間で締結した貿易自由化協定の発効から、実際に関税をなくすまでの期間。農産品や工業品の品目ごとに交渉して決める。10年以内の撤廃が基本だが、国内産業への影響を和らげるため、10年超かけて段階的に関税率を引き下げ、最終的にゼロにすることもある。日本もこれまでに結んだ経済連携協定(EPA)で10年超の期間を認めさせた例があり、シンガポールから輸入するオレンジやペルーからの緑茶はそれぞれ15年間かけて撤廃する。(シンガポール共同)
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