阪東丘古墳群(読み)ばんどおかこふんぐん

日本歴史地名大系 「阪東丘古墳群」の解説

阪東丘古墳群
ばんどおかこふんぐん

[現在地名]御坊市藤田町吉田

道成どうじよう(現日高郡川辺町)北西約八〇メートル、標高約二〇メートルの丘陵上に位置し、二基の中期古墳からなる。一号墳は明治七年(一八七四)開墾によって破壊され、墳丘規模・内部主体は不明であるが、製六獣鏡・青銅製釧・瑪瑙製勾玉・碧玉製勾玉・滑石製勾玉・滑石製管玉・臼玉・ガラス製小玉・槍身・鉄刀・素環頭柄頭などが出土。築造年代は五世紀中頃。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 須恵器 西南 鉄鏃

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む