日本歴史地名大系 「阪東丘古墳群」の解説 阪東丘古墳群ばんどおかこふんぐん 和歌山県:御坊市吉田村阪東丘古墳群[現在地名]御坊市藤田町吉田道成(どうじよう)寺(現日高郡川辺町)の北西約八〇メートル、標高約二〇メートルの丘陵上に位置し、二基の中期古墳からなる。一号墳は明治七年(一八七四)開墾によって破壊され、墳丘規模・内部主体は不明であるが、製六獣鏡・青銅製釧・瑪瑙製勾玉・碧玉製勾玉・滑石製勾玉・滑石製管玉・臼玉・ガラス製小玉・槍身・鉄刀・素環頭柄頭などが出土。築造年代は五世紀中頃。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by