阿修羅像(読み)あしゅらぞう

旺文社日本史事典 三訂版 「阿修羅像」の解説

阿修羅像
あしゅらぞう

仏法を守護する八部衆の一つ
戦闘の神に擬せられる。像の形は三面六臂 (ろつぴ) (6本の腕)が最も多い。すぐれた作品として有名な興福寺蔵のものは天平期の乾漆像で,中央二臂が合掌し,上方二手肩先に二手が配されている。

出典 旺文社日本史事典 三訂版旺文社日本史事典 三訂版について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android