阿具根登(読み)アグネ ノボル

20世紀日本人名事典 「阿具根登」の解説

阿具根 登
アグネ ノボル

昭和期の政治家 元・参院議員(社会党);元・参院副議長。



生年
明治45(1912)年3月13日

没年
平成16(2004)年1月16日

出生地
福岡県大牟田市

学歴〔年〕
横須賀海軍通信学校〔昭和8年〕卒

主な受賞名〔年〕
勲一等旭日大綬章〔昭和61年〕

経歴
戦後三池炭鉱労組結成して初代組合長となる。大牟田市議、福岡県議を経て、昭和28年以来社会党から参院議員に当選5回。46年には自民党反重宗派と結び河野議長を実現させる。この間、社会党副委員長、石炭対策委員長などを務めた。58年参院副議長に就任。61年引退。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「阿具根登」の解説

阿具根登 あぐね-のぼる

1912-2004 昭和時代後期の政治家。
明治45年3月13日生まれ。戦後,三池炭鉱に労組を結成,組合長となる。大牟田市議,福岡県議をへて,昭和28年参議院議員(当選5回,社会党)。46年自民党の反重宗派とむすび,参議院議長に河野謙三擁立。党参議院議員会長,党副委員長をつとめ,58年参議院副議長。61年引退。平成16年1月16日死去。91歳。福岡県出身。横須賀海軍通信学校卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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