阿呆の一つ覚え(読み)アホウノヒトツオボエ

デジタル大辞泉 「阿呆の一つ覚え」の意味・読み・例文・類語

阿呆あほうひとおぼ

馬鹿ばかの一つ覚え」に同じ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「阿呆の一つ覚え」の意味・読み・例文・類語

あほう【阿呆】 の 一(ひと)つ覚(おぼ)

  1. 愚かな人間は、一つだけ聞き覚えたことを、どんな時にでも得意になって持ち出すこと。ばかの一つ覚え
    1. [初出の実例]「唯一所に沈潜することによって傷つくことから守らうとする走馬燈のやうな時の場所のめまぐるしい変化だけが、阿呆の一つ覚えの覘(ねら)ひであった」(出典世相(1946)〈織田作之助〉七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android