阿呆の一つ覚え(読み)アホウノヒトツオボエ

精選版 日本国語大辞典 「阿呆の一つ覚え」の意味・読み・例文・類語

あほう【阿呆】 の 一(ひと)つ覚(おぼ)

  1. 愚かな人間は、一つだけ聞き覚えたことを、どんな時にでも得意になって持ち出すこと。ばかの一つ覚え
    1. [初出の実例]「唯一所に沈潜することによって傷つくことから守らうとする走馬燈のやうな時の場所のめまぐるしい変化だけが、阿呆の一つ覚えの覘(ねら)ひであった」(出典世相(1946)〈織田作之助〉七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む