( 1 )語源については、諸説あるが、江戸時代には、中国、秦の始皇帝の造った「阿房宮」に結びつける説が一般的であった。そのせいか、漢字表記は「阿房」が多い。「阿呆」は近代になってから見られるが、これは、おろかの意の「呆」を音によってあてたものか。
( 2 )方言では、関東のバカ(馬鹿)に対比させ関西のアホと言われるように、アホ(ウ)は、関西を中心に分布している。関西でもバカを使わないわけではないが、アホ(ウ)よりも、強いニュアンスとなることが多い。
敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...