阿座上村(読み)あざかみむら

日本歴史地名大系 「阿座上村」の解説

阿座上村
あざかみむら

[現在地名]豊田町大字阿座上

山東方山麓に位置し、北は庭田にわた村・矢田やた村、東は木屋こや川を境になか村、東南は手洗たらい村、南西側は江良えら村に接する。長府藩領で豊浦郡豊田筋に属す。

西市町にしいちまち紅粉屋家の正保四年(一六四七)の文書に阿座上村とある。「地下上申」によれば全村が蔵入で、総石高四九六石、うち田方四六三石余、畠方三二石余。家数二七、人口一三八人。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android