阿波藍沿革史(読み)あわあいえんかくし

日本歴史地名大系 「阿波藍沿革史」の解説

阿波藍沿革史
あわあいえんかくし

一八冊 長尾覚編

成立 明治四一年

写本 徳島県立図書館所蔵呉郷文庫

解説 阿波藍製造販売同業組合が、阿波における藍の創業から明治―大正期に至る盛衰歴史をまとめた稿本。稿本のまま保管されていたが、同本は昭和二〇年の徳島空襲で焼失した。史料も豊富に引用され、阿波藍業史研究の史料的価値も高い基本的文献である。なお西野嘉右衛門編「阿波藍沿革史」は昭和一五年にこの稿本をもとにして編集・刊行されたものである。

活字本 「阿波藍沿革史」

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む