日本歴史地名大系 「阿田和本城跡」の解説 阿田和本城跡あたわほんじようあと 三重県:南牟婁郡御浜町阿田和村阿田和本城跡[現在地名]御浜町阿田和尾呂志(おろし)街道の入口、阿田和神社の北にあり、現在蜜柑園となり城域は不詳である。往時北側に堀があったといわれる。元亨元年(一三二一)阿田和荘司塩田行慶が当庄を領し、天文一九年(一五五〇)新宮・有馬合戦が始まったとき塩田行義は新宮堀内氏につき、同二一年近郷の有馬・尾呂志・竹原氏らと合戦し、行義は敗れて鵜殿(うどの)の奥で禰宜となった。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by