日本歴史地名大系 「阿知川」の解説 阿知川あちがわ 長野県:下伊那郡阿知川木曾山脈の南部摺古木(すりこぎ)山(二一六八・五メートル)から発し、飯田市上飯田大平(かみいいだおおだいら)地籍・清内路(せいないじ)村を南流した黒(くろ)川が、阿智(あち)村昼神(ひるがみ)地籍で恵那(えな)山(二一九〇メートル)から流出した本谷(ほんたに)川と合流し、阿知川となって同村駒場(こまば)付近から飯田市三穂(みほ)区と下條(しもじよう)村の境を東流して天竜川に注ぐ。全長約二二キロ。江戸時代には恵那山(野熊(のぐま)山)の山麓一帯や清内路山から榑木や木材が盛んに伐り出された。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by