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阿部守太郎暗殺事件 あべもりたろうあんさつじけん

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世界大百科事典 第2版の解説

あべもりたろうあんさつじけん【阿部守太郎暗殺事件】

外務省政務局長阿部守太郎が1913年対中国強硬論者に暗殺された事件。阿部守太郎は清国在勤4年余をへて,1912年政務局長に就任。その政策は,満蒙への領土的野心を排し,中国での経済的利権の拡張につとめること,また陸軍の外交干渉を排して外務省による外交一元化を実現しようとするものであった。しかし翌13年夏の中国第二革命に際しては,陸軍の策謀もあって兗州(えんしゆう)事件,漢口事件,南京事件など日中衝突事件が発生し,政府の処置が軟弱であるとの批難が陸軍,野党,大陸浪人の間に高まった。

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