阿部碧海(読み)あべ おうみ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「阿部碧海」の解説

阿部碧海 あべ-おうみ

1842-1910 幕末-明治時代武士,殖産家。
天保(てんぽう)13年生まれ。加賀金沢藩士。明治2年金沢の自邸錦窯(きんがま)をきずき,内海吉造ら80人余の陶工をあつめて輸出用の九谷焼を製作させる。のち経営不振となり,工場を閉鎖したが,九谷焼の販路拡張につとめた。明治43年6月死去。69歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む