院の殿上(読み)いんのてんじょう

精選版 日本国語大辞典 「院の殿上」の意味・読み・例文・類語

いん【院】 の 殿上(てんじょう)

  1. 院の御所殿上の間。また、そこに昇ることを許されること。許された人をもいう。
    1. [初出の実例]「それは比叡に住む、院の殿上もする法師になむありける」(出典:大和物語(947‐957頃)一二二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android