デジタル大辞泉
「陣中見舞」の意味・読み・例文・類語
じんちゅう‐みまい〔ヂンチユウみまひ〕【陣中見舞(い)】
1 戦闘中の将兵の労苦をねぎらうこと。また、その折に持参する金品。
2 多忙な状況にある人などを見舞い、激励すること。また、そのときの贈り物。「選挙事務所へ陣中見舞いに行く」
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
Sponserd by 
じんちゅう‐みまいヂンチュウみまひ【陣中見舞】
- 〘 名詞 〙
- ① 戦場に軍人をたずね、その苦労をねぎらうこと。また、そのとき持参する金品。
- ② ( 比喩的に ) 選挙の立候補者や、忙しい仕事などをしている人をたずね、慰めること。〔現代語大辞典(1932)〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
Sponserd by 
世界大百科事典(旧版)内の陣中見舞の言及
【見舞】より
…普請見舞は建築の始めや中途において親類が酒や食事を持参し大工らにふるまうもので,完成後の建前や新築祝とは贈答の意味が異なる。留守見舞も旅行者の帰省には[坂迎え]の祝宴があり,田植見舞も秋の収穫には刈上祝が,また現在選挙の際などにみられる陣中見舞も当選すれば再び当選祝として酒などを贈る。結局見舞とは,わざわいごとやとり込みの過渡的段階にあって人が不安定な状態にあるとき,それをおおぜいの者が飲食物等を持ち寄りともに食することで,すなわち合力と[共食]の呪力により,その者を力づけさせまたとり込みごとの成就を願った行為といえよう。…
※「陣中見舞」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
Sponserd by 