陰虱(読み)つぶじらみ

精選版 日本国語大辞典 「陰虱」の意味・読み・例文・類語

つぶ‐じらみ【陰虱】

  1. 〘 名詞 〙 昆虫けじらみ(毛虱)」の異名
    1. [初出の実例]「ええ、この野郎はつぶ虱(ジラミ)を見たやうな、うっとうしい奴だ」(出典:歌舞伎・敵討噂古市(正直清兵衛)(1857)六)

つび‐じらみ【陰虱・陰蝨】

  1. 〘 名詞 〙 昆虫「けじらみ(毛虱)」の異名。
    1. [初出の実例]「世の陰蝨(ツビシラミ)を厭がり陰毛を刺て痿るは藤房卿のへのこなり」(出典:滑稽本・風来六部集(1780)痿陰隠逸伝)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android