精選版 日本国語大辞典 「陰虱」の意味・読み・例文・類語 つぶ‐じらみ【陰虱】 〘 名詞 〙 昆虫「けじらみ(毛虱)」の異名。[初出の実例]「ええ、この野郎はつぶ虱(ジラミ)を見たやうな、うっとうしい奴だ」(出典:歌舞伎・敵討噂古市(正直清兵衛)(1857)六) つび‐じらみ【陰虱・陰蝨】 〘 名詞 〙 昆虫「けじらみ(毛虱)」の異名。[初出の実例]「世の陰蝨(ツビシラミ)を厭がり陰毛を刺て痿るは藤房卿のへのこなり」(出典:滑稽本・風来六部集(1780)痿陰隠逸伝) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例