デジタル大辞泉 「毛虱」の意味・読み・例文・類語 け‐じらみ【毛×虱】 ヒトジラミ科のシラミ。体長約1.5ミリ。黄灰色で、カニに似た形をしていて、人の陰部やわきの下の毛に寄生。吸血された部位は激しいかゆみにおそわれる。つぶじらみ。かにじらみ。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「毛虱」の意味・読み・例文・類語 け‐じらみ【毛虱】 〘 名詞 〙 シラミ目ケジラミ科の吸血昆虫。体長一・五ミリメートル内外。体は黄灰色で、横に幅広くカニに似た形をしている。人の陰毛部に寄生し、陰毛に産卵。ときに腋毛、ひげなどに移ることもある。寄生されるとひどくかゆい。かにじらみ。[初出の実例]「毛虱を女房にうつし叱られる」(出典:雑俳・柳多留‐三五(1806)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例