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陳自明 ちんじめいChén Zì míng

世界大百科事典 第2版の解説

ちんじめい【陳自明 Chén Zì míng】

中国,南宋時代の臨床医家。生没年不詳。字は良甫。臨川(江西省)の人。3代にわたって医を業とした家に生まれ,建康府(南京)の医学教授となった。後世に大きな影響を残した《婦人大全良方》《外科精要》《管見大全良方》の撰者として知られている。ただし《婦人大全良方》はその後,熊均(ゆうきん)や薛己(せつき)が手を加えてたびたび刊行し,原本の姿を伝えているのは,四庫全書本と宮内庁書陵部所蔵の朝鮮本だけといわれ,《管見大全良方》の完本は残っていない。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

世界大百科事典内の陳自明の言及

【中国医学】より

…《和剤局方》の薬品はのちに売薬に移行することになり,その意味でも重要である。この時代には銭乙(1035‐1117,小児科)や陳自明(婦人科)といった医者が出現して,臨床医学の分科がはっきりしてきた。これは治療法の進歩にともなってひとりで全科を担当することが困難になってきたことによるものである。…

※「陳自明」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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