陶範丘(読み)とう はんきゅう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「陶範丘」の解説

陶範丘 とう-はんきゅう

?-? 織豊時代陶工
朝鮮にすんでいた中国人陶工陶明徽の子といわれる。文禄(ぶんろく)・慶長の役の際,鍋島直茂(なおしげ)軍によりつれてこられた。肥前金立山(佐賀県)などで陶器をつくり,家長彦三郎らに陶法をつたえたという。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android