陸影(読み)りくえい

精選版 日本国語大辞典 「陸影」の意味・読み・例文・類語

りく‐えい【陸影】

  1. 〘 名詞 〙 陸地のすがた。陸地のかげ
    1. [初出の実例]「余の陸影は茫とかき消へて、無辺の海の足下近く寄せて砕けて白雪を散すのである」(出典:黒潮(1902‐05)〈徳富蘆花〉一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android