無辺(読み)ムヘン

デジタル大辞泉 「無辺」の意味・読み・例文・類語

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精選版 日本国語大辞典 「無辺」の意味・読み・例文・類語

む‐へん【無辺】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 限りのないこと。広々として果てしのないこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「歎昊天爰罔一レ極。悲苦海越無辺」(出典性霊集‐七(835頃)為荒城大夫奉造幡上仏像願文)
    2. [その他の文献]〔杜甫‐登高詩〕

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普及版 字通 「無辺」の読み・字形・画数・意味

【無辺】むへん

はてなし。無限。宋・秦観〔浣渓沙〕詞 自在の飛 輕きことに似たり 無邊の絲雨 細(こま)やかにして愁ひの如し 寶(はうれん)のに 小銀鈎を掛けたり

字通「無」の項目を見る

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