デジタル大辞泉 「陽子捕獲」の意味・読み・例文・類語 ようし‐ほかく〔ヤウシホクワク〕【陽子捕獲】 原子核に1個または複数個の陽子が吸収されて、より重い原子核になる核反応。捕獲によってγガンマ線(光子)が放出される。放射性捕獲の一。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の陽子捕獲の言及 【放射性捕獲】より … なお,放射性捕獲は太陽やこれに類似した恒星の巨大なエネルギー源に関係している。これらのエネルギーは,水素の原子核(陽子)4個からヘリウムの原子核がつくられる際に放出されるものであるが,その過程で重陽子2Hや炭素の原子核12Cなどによる陽子捕獲が重要な役割を果たす。また宇宙における元素の起源の問題でも重要である。… ※「陽子捕獲」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by