陽物(読み)ヨウブツ

デジタル大辞泉 「陽物」の意味・読み・例文・類語

よう‐ぶつ〔ヤウ‐〕【陽物】

陰陽うち、陽に属するもの。陽気なもの。
陰茎男根

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「陽物」の意味・読み・例文・類語

よう‐ぶつヤウ‥【陽物】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 陽に属する物。陽気な物。
    1. [初出の実例]「鶏初交 礼月令云、季冬之月〈略〉按に鶏のつるむは四時に侍る也、季冬に始て交ると也、鶏は陽物なれば、時を感じ利より云にや」(出典:俳諧・滑稽雑談(1713)一二月)
    2. [その他の文献]〔易経‐繋辞・下〕
  3. 男根。陰茎。
    1. [初出の実例]「膣と云ふ此れは陽物をうけ又は経水を通じ、胎子を産出すの道でござる」(出典:志都の岩屋講本(1811)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android