季冬(読み)キトウ

デジタル大辞泉 「季冬」の意味・読み・例文・類語

き‐とう【季冬】

冬の終わり。晩冬
陰暦12月の異称

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「季冬」の意味・読み・例文・類語

き‐とう【季冬】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「季」は末の意 ) 冬の末。晩冬。また、冬の終わりの月。陰暦一二月。《 季語・冬 》
    1. [初出の実例]「告朔とは、天子より季冬に来年の暦を諸侯に賦らる」(出典:応永本論語抄(1420)八佾第三)
    2. [その他の文献]〔礼記‐月令〕

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普及版 字通 「季冬」の読み・字形・画数・意味

【季冬】きとう

冬の末。

字通「季」の項目を見る

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世界大百科事典(旧版)内の季冬の言及

【立冬】より

…七十二候の〈山茶始めて開く〉の候に入り,旧暦の日付では9月15日~10月15日となる。10月を孟冬,11月を仲冬,12月を季冬といい,10~12月を冬としていたが,立冬からを冬と扱う場合もある。詩歌の題材としては立冬は立春や立秋ほど珍重されていない。…

※「季冬」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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