隅を入れる(読み)すみをいれる

精選版 日本国語大辞典 「隅を入れる」の意味・読み・例文・類語

すみ【角】 を=入(い)れる[=切(き)る・=抜(ぬ)く]

  1. 男子が一四歳になり、前髪の額ぎわを、生えぎわ通りに剃り、角(かく)形にする。江戸時代風習で、この髪形角前髪(すみまえがみ)という。半元服(はんげんぷく)。かどをいる。
    1. [初出の実例]「めでたい事は前廉の春 薄霞角入てからおろしたり」(出典:俳諧・西鶴大矢数(1681)第三二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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