ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「随眠」の意味・わかりやすい解説 随眠ずいみんanuśaya 仏教用語。「ずいめん」とも読む。根本煩悩のこと。衆生の心に従って心を曇らせ,その働きは微細であって知りがたいことから随眠といわれる。また唯識説では,煩悩の習気 (じっけ) ,すなわち阿頼耶識のなかに眠伏する種子をさすと説いている。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by