障用事(読み)さわりようじ

精選版 日本国語大辞典 「障用事」の意味・読み・例文・類語

さわり‐ようじさはり‥【障用事】

  1. 〘 名詞 〙 江戸時代、江戸深川の花街で、芸娼妓などが月経痛のはなはだしいときに用事と称して休むこと。生理期間中の休業。転じて、月経のこと。
    1. [初出の実例]「うさアねへ。ほんに、おいらアもうあしたア、さはり用事をつけて引こもう。これじゃアでられねへ」(出典:洒落本・仕懸文庫(1791)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む