隠架(読み)かくれが

精選版 日本国語大辞典 「隠架」の意味・読み・例文・類語

かくれ‐が【隠架】

  1. 〘 名詞 〙 茶の湯で用いる釜の蓋置(ふたお)きの一つ子供が隠れん坊している様子に形が似ているのでいう。いんか。
    1. [初出の実例]「奥四帖半有御茶湯何御座敷、寿阿彌是飾金屏風被立也。一茶碗同台〈略〉一火ばし 、一かくれが、一台子也」(出典:永祿四年三好亭御成記(1561))

いん‐か【隠架】

  1. 〘 名詞 〙 茶の湯で用いる釜の蓋置(ふたおき)の一つ。子供がかくれんぼをしている様子に形状が似ているところからいう。一閑人(いっかんじん)。かくれが。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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