隣の宝を数える(読み)となりのたからをかぞえる

精選版 日本国語大辞典 「隣の宝を数える」の意味・読み・例文・類語

となり【隣】 の 宝(たから)を数(かぞ)える

何の効果もなく、役にも立たないことをする。
愚管抄(1220)七「内典外典文籍は、一切経などもきらきらとあむめれど、ひはのくるみをかかへ、となりのたからをかぞふると申ことにて学する人もなし」

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デジタル大辞泉 「隣の宝を数える」の意味・読み・例文・類語

となりたからかぞえる

自分にはなんの利益にもならないことをするたとえ。ひとの宝を数える。

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