内典(読み)ナイテン

デジタル大辞泉 「内典」の意味・読み・例文・類語

ない‐てん【内典】

《「ないでん」とも》仏教典籍。⇔外典げてん

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精選版 日本国語大辞典 「内典」の意味・読み・例文・類語

ない‐てん【内典】

  1. 〘 名詞 〙 ( 古くは「ないでん」 ) 仏語。仏教の典籍をいう。⇔外典(げてん)
    1. [初出の実例]「内典外教、道趣雖異、量才揆、理致同帰」(出典続日本紀‐養老六年(722)七月己卯)
    2. [その他の文献]〔南史‐何胤伝〕

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普及版 字通 「内典」の読み・字形・画数・意味

【内典】ないてん

内学の書。仏典。〔顔氏家訓帰心外兩(仏教と儒教)は、本(もと)一體爲り。~典の初門に五種の禁を設くるは、外典の仁義禮智信、皆之れと符(合)す。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「内典」の意味・わかりやすい解説

内典
ないてん

仏教の典籍。仏教以外の典籍は外典という。『大唐内典録』は中国,唐代の全仏教経典の目録である。金沢文庫では,外典に黒,内典に朱の蔵書印を用いた。

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