雁雁三つ口(読み)がんがんみつくち

精選版 日本国語大辞典 「雁雁三つ口」の意味・読み・例文・類語

がん【雁】 雁(がん)(み)つ口(くち)

  1. 子どもが、雁の飛んで行くのを見て唱えることば。「みつくち」は「(飛んで行くのを)見尽くす」の転じた語という。雁雁彌三郎。
    1. [初出の実例]「帰雁のつらの乱るを見て、雁雁みつ口、跡なが先へいたら、かうがひとらしょ」(出典:狂文・四方のあか(1787か)鉤匙橋記)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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