雁鼻の沓(読み)カリハナノクツ

精選版 日本国語大辞典 「雁鼻の沓」の意味・読み・例文・類語

かりはな【雁鼻】 の 沓(くつ)

  1. ( 形が雁の鼻から嘴(くちばし)の先にかけてのかっこうに似ているところから ) 祭祀法会の際に用いる履物一種爪先の鼻を高くそらせた黒漆塗りの浅沓(あさぐつ)。がんびぐつ。かりはな。
    1. [初出の実例]「十一月新嘗料、別鞋一両送縫殿寮、不祭所之時、以雁鼻沓」(出典延喜式(927)一五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む