雅し(読み)まそし

精選版 日本国語大辞典 「雅し」の意味・読み・例文・類語

まそ・し【雅】

  1. 〘 形容詞ク活用 〙 正しい、明確である、の意か。
    1. [初出の実例]「命の 摩曾祁(マソケ)む人は 畳薦(たたみこも) 平群(へぐり)の山の 白橿(しらかし)が枝を 髻華(うづ)に挿せ この子」(出典日本書紀(720)景行一七年三月・歌謡)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 実例 初出

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む