集む(読み)ツム

デジタル大辞泉 「集む」の意味・読み・例文・類語

つ・む【集む】

[動マ下二]あつめる。
潮干なば玉藻刈り―・め家のいもが浜づと乞はば何を示さむ」〈・三六〇〉

あつ・む【集む】

[動マ下二]あつめる」の文語形

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「集む」の意味・読み・例文・類語

つ・む【集】

  1. 〘 他動詞 マ行下二段活用 〙 あつめる。多く、「掻きつむ」「刈りつむ」などと熟して用いられる。
    1. [初出の実例]「あぢきなしなげきなつめそうき事にあひくる身をばすてぬものから〈藤原兵衛〉」(出典:古今和歌集(905‐914)物名・四五五)

集むの補助注記

挙例の「古今集」については、なげきを集める、ではなく、嘆き詰める、の意とする見解が現在は多い。


あつ・む【集・聚】

  1. 〘 他動詞 マ行下二段活用 〙あつめる(集)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む