雌臼(読み)メウス

デジタル大辞泉 「雌臼」の意味・読み・例文・類語

め‐うす【雌臼】

碾臼ひきうすまたは磨臼すりうす二つ重ねたものの、上の方の臼。⇔雄臼

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精選版 日本国語大辞典 「雌臼」の意味・読み・例文・類語

め‐うす【雌臼】

  1. 〘 名詞 〙 上下二つの石や木を重ねてできている磨臼(すりうす)で、上の方の臼。⇔雄臼
    1. [初出の実例]「すりうすをとりいだして、めうすをばおうちにおほせ、おうすをばうはにおほせければ」(出典:御伽草子・みしま(室町時代物語集所収)(室町末))

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