雄臼(読み)おうす

精選版 日本国語大辞典 「雄臼」の意味・読み・例文・類語

お‐うす を‥【雄臼】

〘名〙 上下二つの石や木を重ねてできている磨臼(すりうす)挽臼(ひきうす)で、心棒のついている下の方の臼。下臼。⇔雌臼
御伽草子・みしま(室町時代物語集所収)(室町末)「めうすをばおうちにおほせ、おうすをばうはにおほせければ、おうち・うはは、声をあげてぞ悲しみける」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「雄臼」の意味・読み・例文・類語

お‐うす〔を‐〕【雄臼】

すり臼・ひき臼の、上下に重なった石のうち下の方の石。⇔雌臼

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android