雄臼(読み)オウス

デジタル大辞泉 「雄臼」の意味・読み・例文・類語

お‐うす〔を‐〕【雄臼】

すり臼・ひき臼の、上下に重なった石のうち下の方の石。⇔雌臼

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「雄臼」の意味・読み・例文・類語

お‐うすを‥【雄臼】

  1. 〘 名詞 〙 上下二つの石や木を重ねてできている磨臼(すりうす)挽臼(ひきうす)で、心棒のついている下の方の臼。下臼。⇔雌臼
    1. [初出の実例]「めうすをばおうちにおほせ、おうすをばうはにおほせければ、おうち・うはは、声をあげてぞ悲しみける」(出典:御伽草子・みしま(室町時代物語集所収)(室町末))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む