雑鋪村(読み)ざつしきむら

日本歴史地名大系 「雑鋪村」の解説

雑鋪村
ざつしきむら

[現在地名]小原村雑敷ざつしき

田代たしろ川の東岸にあり、百月どうづき大草おおくさ仁木にぎから瑞浪みずなみ(現岐阜県)に抜ける瑞浪道が通る。寛永郷帳では岡崎藩領、明治元年(一八六八)上総大多喜藩領である。明治九年の副業統計(小原村誌)では紙漉が二戸ある。「愛知県西加茂郡各村沿革調」によれば、同一八年の戸口は一〇戸・四七人、うち男二七・女二〇で、特有物産に紙一丁九斤がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android