離猿(読み)はなれざる

精選版 日本国語大辞典 「離猿」の意味・読み・例文・類語

はなれ‐ざる【離猿】

  1. 〘 名詞 〙 群れから離れて一匹でいる猿。一つ猿。また、それと同様な状況にある人のたとえ。
    1. [初出の実例]「名月や人もうかれて放れ猿〈楓子〉」(出典:俳諧・焦尾琴(1701)雅)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android