焦尾琴(読み)ショウビキン

デジタル大辞泉 「焦尾琴」の意味・読み・例文・類語

しょうび‐きん〔セウビ‐〕【焦尾琴】

《後漢の蔡邕さいようきりを焼く音をきいて良材であることを知り、その桐材で尾部の焦げたままの琴の名器を作ったという「後漢書蔡邕伝の故事から》きん異称

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精選版 日本国語大辞典 「焦尾琴」の意味・読み・例文・類語

しょうび‐きんセウビ‥【焦尾琴】

  1. 〘 名詞 〙 ( 後漢の蔡邕(さいよう)が、呉人の桐を焼く音をきき、その良材である事を知り、その桐材で尾部の焦げたままの琴の名器を作ったという故事から ) 琴(きん)の名器の名。転じて、琴の異称。焦尾。焦尾の琴。そうびきん。〔黒本本節用集(室町)〕 〔後漢書‐蔡邕伝〕

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